会計ソフトを利用した記帳の効率化
社会福祉法人においても会計ソフトの利用はもはや当たり前ですが、
使い方次第で日々の記帳がかなりラクになります。
まずは銀行口座やクレジットカードの
明細を自動で取り込む設定をしてみましょう。
明細データをソフトに取り込むだけで
仕訳データが自動生成されるので、
人手での入力ミスや転記の手間が大きく減ります。
次に、よく使う経費項目には
自動仕訳のルールを登録しておくと便利です。
毎月同じ勘定科目で処理する家賃や通信費などは、
一度ルールを作っておけば、
次からはクリックひとつで仕訳が完了しますから、
短い時間でまとめて処理ができます。
領収書や請求書は、スマホアプリや
スキャナーのOCR機能を活用しましょう。
紙で保管する必要がなくなるうえ、
文字認識によって手入力に比べて正確性もアップします。
撮影して取り込むだけなので、
デスク周りもすっきりします。
ただし、どんなに便利な機能も、
最初の設定が曖昧であると後で手間取ることになります。
使用前に、勘定科目のリストを整理しておき、
どの取引をどの科目で処理するかを
自法人内で共有しておくのがおすすめです。
これが整っていると、
あとから科目を修正する手間が少なくなります。
また、ソフトを使う担当者ごとに操作方法で差が出ないよう、
担当者間で定期的に操作係る情報の共有をすると安心です。
「誰が入力しても同じ仕訳ができる」環境をつくることで、
ミスが減り、業務がスムーズになります。
最後に、会計ソフトは法令の改正や
新しい機能の追加に合わせてバージョンアップが行われます。
定期的にアップデート情報をチェックし、
必要な設定変更や機能の使い方を学ぶことで、
最新の環境で安心して記帳を行えます。
こうしたステップを踏むことで、
単なる入力作業だった記帳が
「正確でスピーディー」になります。
ぜひ一度、会計ソフトの機能を試しながら、
自法人にあった使い方を見つけてみてください。
竹田光宏税理士事務所
竹田光宏
税理士・経営修士(MBA)
中央大学法学部 卒
慶応義塾大学大学院 経営管理研究科(ビジネススクール)修了
※大学院での科目免除合格ではありません
香川公認会計士事務所、宮内会計事務所(福祉会計サービスセンター)での勤務を経て、
平成24年に税理士事務所を 開業
香川公認会計事務所では個人事業から一部上場企業まで幅広い税務・会計業務に携わり、
現在は地元の中小企業、個人事業を中心に税務・会計業務に携わる
宮内会計事務所勤務時代から現在に至るまでの間、30以上の社会福祉法人に関与し、
100施設以上の税務会計業務に携わる。
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