会計士・税理士の活用方法
社会福祉法人の運営は、福祉サービスの提供に
専念することが本来の使命ですが、
実際には日々の会計処理、決算業務、
税務申告等といった事務作業が少なからず存在します。
これらを正確かつ効率的に行うには、
専門知識と実務経験が必要です。
そこで役に立つのが、
会計士や税理士といった専門家です。
社会福祉法人は、企業会計とは異なる特殊な会計基準である
「社会福祉法人会計基準」が適用されます。
また、行政への報告や補助金の適正管理など、
高い公益性ゆえの特殊な事務作業にも対応しなければなりません。
こうした特殊性に精通している専門家を活用することで、
誤りや遅延のリスクを回避し、
法人運営の信頼性を高めることができます。
会計士や税理士に月次決算のチェックと経理指導を任せることで、
法人は適切に財務状況を把握することができます。
例えば、月次試算表の分析を通じて、
資金の過不足や事業の採算性を把握し、
迅速な意思決定につなげることが可能です。
さらに、決算業務や税務申告をスムーズに行えるだけでなく、
補助金申請や資金調達の場面でも
的確な助言を受けられるのは大きなメリットです。
重要なのは、専門家を経営のパートナーとして捉えることです。
中長期の事業計画や新規の事業計画の作成においても、
数字の観点からアドバイスを得ることで、
より現実的で実行可能性の高い計画を作成できます。
また、職員向けの研修を依頼すれば、
現場の会計リテラシーを高めることもできます。
このように、会計士・税理士を日頃から積極的に活用することで、
社会福祉法人はより安定した運営を実現し、
本来の目的である福祉サービスにさらに注力できるようになります。
会計士・税理士とは「困ったときにだけ頼る存在」ではなく、
「日々の経営を支えるパートナー」として、
信頼関係を築くことが大切です。
竹田光宏税理士事務所
竹田光宏
税理士・経営修士(MBA)
中央大学法学部 卒
慶応義塾大学大学院 経営管理研究科(ビジネススクール)修了
※大学院での科目免除合格ではありません
香川公認会計士事務所、宮内会計事務所(福祉会計サービスセンター)での勤務を経て、
平成24年に税理士事務所を 開業
香川公認会計事務所では個人事業から一部上場企業まで幅広い税務・会計業務に携わり、
現在は地元の中小企業、個人事業を中心に税務・会計業務に携わる
宮内会計事務所勤務時代から現在に至るまでの間、30以上の社会福祉法人に関与し、
100施設以上の税務会計業務に携わる。
一覧へ戻る
